OpenTelemetry Collector はテレメトリデータを効率的に送信するためにデータをバッチ化する仕組みを備えています。従来、この役割は Batch Processor と呼ばれる Processor のコンポーネントが担っており、全ての Collector に設定することが推奨されていました。一方で、Batch Processor はエクスポート失敗時にバッチ全体がドロップされる問題や、gRPC の ResourceExhausted エラー等、本番運用においていくつかの深刻な課題が顕在化していました。これを受け、コアメンテナの Bogdan 氏はバッチ処理を Exporter レイヤへ移行することを提案しました。2026 年 1 月現在、Batch Processor は非推奨化となり、後継である Exporter Helper の sending_queue にバッチ機能が統合されています。今回のブログでは Batch Processor から Exporter Helper へのバッチ機能移行について紹介したいと思います。
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